診療日誌

2016.09.18更新

抑うつ気分はうつ病だけに現れるわけではない。統合失調症・認知症・不安障害・ストレス関連障害などあらゆる精神疾患にみられる。抑うつ気分が軽度で診断基準を満たすほど重篤でない場合、抑うつ気分は「各精神疾患に伴う部分症状」とみなされる。ところが抑うつ気分が診断基準を満たすようであれば、うつ病は各精神疾患に併発{合併}していると通常考える。
ところが例外が2つある。1つめは身体疾患が原因となってうつ状態が現れるとき、あるいは薬物使用によってうつ状態があらわれるときである。この場合「他の医学的疾患による抑うつ障害{器質性気分障害}」あるいは「物質・医薬品誘発性抑うつ障害」と分類される。2つめは病状経過よりうつ状態が他疾患と関連性がなく、独立している場合である。この場合うつ状態は部分症状とはみなされず、単独疾患として診断されることになる。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2016.09.04更新

世の中にはキャッチフレーズが溢れている。例えば「そうだ、京都へ行こう」というCMは美しい古寺の風景とともにTVに映し出され、そのシーンは誰の記憶にも残っているであろう。そしてその言葉に触発され、京都にフト行きたくなってしまう。
政治の世界では一般にスローガンと言われる。オバマ大統領の「YES,WE CAN」は有名である。日本でも「アベノミクス」はキャッチフレーズといっていい。それが何を示しているのかは詳しくわからないが、何となくイメージとしてわかるのである。言葉の雰囲気が人の気持ちに入り込んでくるともいえる。
精神科の領域でも大切な言葉がある。それらはKEY WORDといえるものである。例えば{あるがままに}{前向きに}{病気と、うまくつきあっていく}{無理をしない}{気持ちをきりかえる}{WIN-WIN これは経済用語かな?}等 である。
以前私も何か作ってみようと思い、こんなキャッチフレーズを作ってみたことがある。{元気で、明るく、楽しく}。まあ小学生並みの出来栄えかな?


投稿者: 湘南こころのクリニック

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