診療日誌

2016.05.27更新


サミットのニュースが流れていた。
安倍首相が{現在はリーマンショック前と同じ}と表をみせながら話していた。{あれ?}と思った。経済評論家のテキトウな、我田引水的な見解ならいざ知らず、1国の総理大臣が{こんないい加減なことを各国首脳に言っててもいいの}と思わず耳を疑った。
安倍総理はこれでみんなの了解を得たとして、消費増税を凍結させる理由づくりにする魂胆であろう。本人は多分悪気はないだろう。これが政治と思っているだろう。
しかし人間としてはあまりよくない。{政治家はうそをいってもいい}ということになってしまう。子供が政治家になりたくないと思う大きな理由だ。だからいい政治家があらわれないのかもしれない。
そう言えば日銀の委員で{2年で2%のインフレにならなければ辞職する}と豪語していた人もいたが、未だ在任している。こんなことで本当に日本は大丈夫?日銀の政策は後で禍根を残すと私は思う。
一流企業の東芝も三菱自動車も企業統治の甘さからあっというまに勢いを失った。
それにしてもアメリカは各国首脳への盗聴事件があってもテロ対策のせいにしてお茶を濁したまま許されている。アメリカのいうことにはまともに逆らえないということなのかな。


投稿者: 湘南こころのクリニック

2016.05.17更新

こだわりやマイナス思考をなおす方法として病院では抗不安薬{安定剤}や抗うつ薬が処方されていると思いますが、自分でもなおせる方法をそっとお教えしましょう。
それらは心理技法にもとりあげられているものです。1つめは思考中断法とよばれるものです。わかりやすくいうと{考えないようにしよう}ということです。しかしこれはなかなか{言うは易し、行うはむづかし}です。これをさらにつきすすめていくと{考えないことも考えないようにしよう}という考え方が出てきます。いわゆる{無}を求めていくものです。禅をくんで修行する流れにも通じていきます。しかし普通の人はここまで到達するのはかなりむずかしいでしょう。
そこで2つめの方法となります。2つめの方法は{考えてもいいが、いいこと・楽しいこと・プラスなことにしよう}というものです。平たく言うと{気持ちを良い方向にきりかえていこう}となります。日常生活でいやなことを感じていると気づいたら{いやなことは考えないで、いい風に考えていこう}と自分に言い聞かせ、{いやなことも裏返せばいいことになる}と思いなおすのです。これができるようになるとあなたはいつでもハッピーになれます。中村天風の言う{積極的な生き方}に通じていきます。
さらに3番めの方法があり、2番めの方法と組み合わせてみるとずっとうまくいくようになります。3番めの方法とは{別のことをすることで忘れてしまう}ということです。運動やカラオケや趣味や生きがいを通じて{考えること}から{行動すること}に活動の場面を変えてしまうというものです。森田療法でいう{目的本位}な過ごし方や気分転換といわれるものに通じていくものと思われます。
どうですか?あたりまえなようですが、意識して、いつでもできるようにしていくことが大切です。
修行とまではいかなくても多少の訓練が必要です。体だけでなくメンタルも鍛えていきましょう。


投稿者: 湘南こころのクリニック

2016.05.06更新

お酒を飲む人は多い。しかし習慣的に飲酒する人は少ない。ここで気をつけてほしいのはお酒{アルコール}の量である。ある一定以上のお酒を飲み続けるといわゆる依存症になってしまうからである。従ってどのぐらいの量であれば大丈夫かという目安、それを適正飲酒と呼んでいるが、その量を守っていくことである。日本酒では1合、ビールなら大瓶1本である。この倍以上を毎日飲み続けると、女性では6年程度、男性では8年程度で確実にアルコール依存症になる。お酒をたくさん飲めるからといって自慢できるという話しではないのである。
ちなみに精神科や心療内科で睡眠剤や安定剤をもらうとき注意しないといけないことがある。1つめは薬を飲んだときは車の運転はしないこと、もう1つは薬を飲んだときはお酒は控えるということである。事故の原因になったり、薬の効果がうすれてしまうからである。
よく眠れないからといってお酒に頼る方がいらっしゃる。しかしお酒の睡眠は質がよくない。寝つきだけはよくしてくれるが、睡眠の深さは浅くなるし、長さは短くなるし、途中で目を覚ましてしまうことも多くなる。アルコール依存症になることを考えたらお酒はできるだけ減らして、眠れない場合はむしろ睡眠剤に頼った方がましである。

投稿者: 湘南こころのクリニック

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