診療日誌

2014.04.29更新

当クリニックは平塚市にあるが、医学書を探そうと思っても近くに扱うお店がないのが実情だ。そこで東京駅まで足をのばし、北口にある丸善に立ち寄ったりする。そこで発見したのがビルの4階にあるカフェだ。その店で出されるハヤシライスはなかなかの味でまた食べに行きたくなる。ハヤシオムライスもいい。東京駅近くには丸ビル、新丸ビルをはじめ素敵なお店がたくさん入っているところが多いが、気楽にフラッと行けるのは駅地下である。満足のいくお店はどうしても限られるが、北町ダイニング内の本家あべやは予想以上によかった。秋田比内地鶏料理専門店だ。秋田といえば私の好きな佐々木希{モデル}の出身地である。PINKYの専属モデルをしていた当初から毎月PINKYを2冊ずつ買っていた。1冊は保存用にだ。あこがれの人のことを考えながら酒をかたむけ、おいしい料理に満足し帰ってきた。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2014.04.16更新

当院では開設以来、処方を可能な限り簡素化するよう心がけてきました。医原性の薬物依存症を作らないよう、いろいろ工夫をしています。基本的には睡眠剤は1種類のみ、抗不安薬{安定剤}は1種類でしかも3錠まで、また抗うつ薬は原則2種類までと決めてきました。しかし病状が不安定であったり、患者さんが再三再四{薬の}増量を求め、こちらが根負けしてしまい、やむをえず増量せざるをえないときがありました。比較的ゆるやかな基準ですが、今年より多剤投与をしている患者さんがどのぐらいいるのかについて報告を求められています。当院では事前にこの1カ月間の調査をしました。思ったより多く、28名の患者さんが多剤投与でした。当院の外来患者数の約4%に相当します。ただしこのうちの約9割は他院より転院してきた人です。聞くところによると他院では外来患者数の30%以上が多剤投与というところも多いと聞いています。いったん増やしてしまうと減量が不可能になってしまいます。今後薬物の適正な使用が広がることを希望いたします。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2014.04.07更新

言葉のもつ響きは実に大きい。ブランド化された名前は気分をうきうきさせる。しかしその逆もありえる。気分を不快にさせる言葉があるのだ。精神科領域には悪名高い名前が多かった。精神分裂病は精神が分裂しているわけではないという理由から統合失調症に変わった。皮肉にも統合がどういう風に失調しているのかは全然わかっていない。痴呆症も認知症に変わった。ボケという言葉が日常慣れ親しんでいたから真性ぼけ症とでもすればわかりやすかった。精神薄弱は今は精神遅滞あるいは知的障害といわれる。認知症も知的な障害に入るわけだから果たしてこんな言葉でいいの?ちなみに障害の{害}の字は{害をあたえる}イメージをもたらし、よろしくないと言われ{障がい}とわざわざひらがな書きにするところも増えている。だれもそういうふうに思わないと僕は思っているので、ちょっとやりすぎの気がしないでもない。ところで精神科医は鈍感な人が多いのかなあ?多くの病名の末尾に障害がつけられているのに全然気にしていない。不安障害、気分障害、うつ病性障害、双極性障害、発達障害、パーソナリテイー障害、強迫性障害などなど。精神疾患では日常生活に支障をきたすようにになってはじめて病名がつけられるのが通例なので障害という言葉が一般に使われる。しかし治る病気も多く、世間的にいわれる障害者とは全く異なっている。変な誤解を与えるもとだから、障害という病名はやめたほうがいいと思う。

投稿者: 湘南こころのクリニック

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