診療日誌

2019.05.05更新

9連休も明日で終わりです。

早いものであっという間にお休みも終わります。

連休明けの1週間はかなり混むと思いますので、そのつもりで受診してください。

なお、ブログ{診療日誌}ですが、10日ペースの更新がしんどくなってきました。これからはあまり無理せず、少ないときは月に1~2回ぐらいでもいいつもりでやっていきたいと思います。

・・・と言うわけで、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.04.21更新

すでにご存知かと思いますが、改めてゴールデンウィーク中のお休みについてお知らせします。

今年は5月1日が祝日となるため、それに伴い4月30日および5月2日も休日になります。当院は日曜・祝祭日はお休みのため、ゴールデンウィーク中のお休み等に関しては次の通りとなります。

 

1  4月27日{土}は通常通りに診療いたします。

2  4月28日{日}~5月6日{月}は9連休でお休みとなります。

 

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.04.09更新

ベンゾジアゼピンは昔は「魔法の薬」とよばれ、絶大な評価を得ていた。

しかしSSRIの登場により「ベンゾジアゼピンは習慣性があり、その使用を制限すべき」という論調に変わってきている。ベンゾジアゼピンよりいいお薬があればそれはそうであろうが、SSRIが絶対的かというとそこまではいっていないと思うのは私だけであろうか?

最近、手にした「心身医学 2019 Vol.59 no.3」に掲載されていた海外文献で「ベンゾジアゼピン:心血管疾患の管理における有用なツール」としてベンゾジアゼピンが取り上げられており次のようなことが述べられている。すなわち「ベンゾジアゼピンに対する現実的な評価が必要である。心血管患者の不安に対して低~中等量の補助的なベンゾジアゼピン使用は有用である」と結論している。

この論文では心疾患が取り上げられていたがそれだけではないであろう。ベンゾジアゼピンには即効性がある。そのためパニック障害の不安発作のときあるいはあがり症の予防の時には便利である{インデラールも使われるが}。不眠症の場合もベンゾジアゼピンは便利で有効なお薬である。依存性のない睡眠薬も最近は出ているが無効な場合もある。

私個人としては、使い方を間違えなければベンゾジアゼピンは使っても差し支えはないお薬であると考えている。ただし患者さんが乱用する恐れはゼロではなく、これが一番の問題かもしれない。

 

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.03.28更新

イチローが現役を引退した。インタビューに答える、頂点を極めた彼の言葉にはやはりというか重みが感じられた。イチローは45歳である。彼は例外で、概してプロ野球選手は35歳~40歳が現役で活躍できる年齢である。これを他のスポーツ選手の職業寿命と比較すると相撲やテニスやサッカーは大体35歳ぐらいであるからやや長いといえるかもしれない。しかし年齢に伴う体力の衰えは致し方ないであろう。

人間の寿命にも限界がある。全ての病気を克服すれば150歳まで生きられるという人もいるが、現実には100歳まで生きられる人はごく少ない。

しかし元気で生きていられる寿命{健康寿命}はさらに低くなる。平均寿命マイナス8歳と言われており、女性で78歳、男性で74歳となる。健康寿命とは何不自由なく生活できる限界年齢である。イチローのように例外はあるかもしれないが、おおむねそのあたりに大きな山がくるのである。

イチローはテレビの中で「自分は監督には向かない。むしろ、若い人を教えることができれば、そちらのほうに興味がある」と話していた。イチローの第二の人生の始まりである。

自分の魂を高めていくには自分の道を見つけ、それを究めていくことだという。イチローはそれを実践していた。すばらしい人である。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.03.17更新

大塚製薬よりアルコールの治療薬であるセリンクロが発売された。その説明会があり横浜まで足を運んだ。

アルコール依存症は元々断酒が治療の鉄則であった。従ってアルコール依存症の治療に節酒は「とんでもない」と言われてきた。

ところが近年、ハームリダクション{飲酒の害をできるだけ減らすという概念}が強く唱えられるにいたり、わが国でも2018年「新しいアルコール依存症の診断治療ガイドライン」の中に飲酒低減という選択肢が設けられるに至ったのである。そしてその低減治療薬こそがセリンクロという訳である。

時代が変われば考え方は変わるものである。医学常識と言われてきたものの中にはそういうものは少なくない。

しかしアルコール依存症の治療の骨幹は断酒であることに変わりはない。ごく初期のアルコール依存症あるいはアルコール依存症予備軍の方には治療の選択肢として節酒ということも試みてもいいということであり、うまくいかない場合はやはり断酒をしていきましょうという手続きになっている。

なおセリンクロの処方に当たっては制限が設けられるということであり、アルコール依存症の専門医あるいはそれに相当する者でないと行えないとなっており、当面当院では使えないということである。

従って節酒目的ではシアナマイドの低用量を今まで通り処方するということになる。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.03.07更新

天台宗、大阿闍梨 酒井雄哉さんの言葉をまとめた「一日一生」と「続・一日一生」の本から、なるほどと感心したありのままの言葉をそのまま抜粋してみました。

 

1   < みんなさ、背伸びしたくなるの、ねえ。自分の力以上のことを見せようと思って、ええかっこしようとするじゃない、だから、ちょっと足元すくわれただけでもスコーンといっちゃう。自分の身の丈に合ったことを、毎日毎日、一生懸命やることが大事なんじゃないの。人間から見た偉いとかすごいとかなんて、仏さんから見れば何にも変わらないから。>

2   <「こんなことやって何になるの」とか「こんなことやってもしょうがない」なんて思わずに、どんなことでも一歩づつやっていけばいいんだよ。たとえば、突然何もかも失っちゃったとしても、「もういっぺん出直すぞ」と思って、取り組んで、コツコツ、コツコツとやっていけば、また10年ぐらいして振り返ったときには、よう生き延びたなあ、いまこんだけの生活ができる力がついたなあ、と思えるくらいのところに行っているよ。>

3   理の道:  たとえばのはなし  木には木のしごとがあり 草は草のやくめがある どんなに背伸びしても 草は木にはなれないだろう

                木のままで 草のままで お互いが助け合うこと   それは人間社会でもおなじだと思う

                世の中で生きるということ それはひとりの力ではとてもむりだ 

                お互いの立場をよく理解し みとめあいながら生きてゆけば  毎日がたのしく あかるく暮らせるはずだ

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.02.28更新

2016年11月エビリファイ1mg錠が発売された。エビリファイはなかなか個性的な薬である。

統合失調症には6mgから24mgまで、双極性障害の躁状態には12mgから24mgまで、そしてうつ病あるいはうつ状態にも適応症が認められており、他の抗うつ剤と併用したうえで一般的には3mgの用量で用いるとされている。

うつ病の治療はSSRIおよびSNRIあるいはNASSAが主流であるが、それでも効果がないときはエビリファイが使われている。使ってみると非常に効く人と全く効かない人に分かれ、効かない人はエビリファイの使用をやめ、ほかの方法を考えるようにしていた。

しかし最近、エビリファイ3mgで効かなかった人に4mgを処方して効果のあった人やエビリファイ3mgで副作用がでてすぐに使用を中止した人に後日エビリファイ1mgを処方して効果が認められている人がいる。

エビリファイはもともと3mg、6mg、12mgの錠剤だけで1mg錠が追加されたのはつい最近である。また追加された理由も「小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性」に用いるということで、そもそもうつ病の治療にはあまり関係はないと思い込んでいた。しかし、どっこい1mgをうまく使えばうつ病の治療の範囲がかなり広がる可能性があることに気付かされている。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.02.15更新

近年LGBTに関する積極的な擁護論が強まっているが、それに伴い様々な行政上・法律上の問題がもちあがっている。身近なところで取り上げると数年前から一部の精神科で扱う診断書に男女の別を書くところがなくなっているものが見受けられるのである。トランスジェンダーの人に配慮してということもあろうが公式の文書としては極めて望ましくないのではないかと思う。学問的には性差という物差しは非常に大切なファクターであり、性別を考慮して環境に配慮していくことが必要になることも多いのである。そもそも性別がわからなければその配慮自体ができなくなってしまう。

男性と女性は平等で同じ扱いをするべきという人も多いが、男性にしかできないことあるいは女性にしかできないことがある。お互いのいいところあるいはちがうところを認め合ったうえで、できるだけ平等にしていくことのほうが望ましいと思う。それはトランスジェンダーの方についても同じだと思う。性別をうやむやにするよりはトランスジェンダーという人を受け入れていく社会を作っていくことが大切であろう。それだけの成熟した社会にはなっていないのではないかと思うが。

何が言いたいかと言うと、診断書には性別の区分は残しておくべきであるということである。性差という観点から物事を考えていく医学的なあるいは社会的な土台をないがしろにしてしまうことになるからである。さらには区分をなくしたからといってLGBTの人に思いやりを示したということにはつながらないだろうということである。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.02.04更新

コーヒーはホットもアイスもミルクは入れる派で、考えもせずに無意識にミルクを入れていた。どうしてそうなったのかなと考えてみると、今まで飲んでいたコーヒーはどちらかというと「にがい」「濃い」ものが多く、ミルクを足してうすめていたのではないかと思う。だからアメリカンの場合はそのままで飲んでいたのが通例であった。

今日の昼食はときどき立ち寄ったりする南口のコメダコーヒーでとることにした。お店に入ると壁に貼ってある「コメ黒」の字に目が留まり、それを注文することにした{厚切り小倉トーストと一緒に}。コメ黒はコーヒーの種類のようでブレンドより100円高かった。しばらくしてウェイトレスが運んできたが、何も言わずにテーブルに置いていった。{あれ?いつもの「ミルクはお付けしますか」という決め台詞はないのか}と一瞬思ったが、壁にある「コメ黒」の説明書きをよくみると「そのままお飲みください」と書いてあった。{そうか}と納得して口にした。その途端、キリマンジァロの香りと芳醇な味が鼻と口に広がり、びっくりしてしまった。

同じようなことがちょっと前にもあって、それは「樹の花」{東銀座}という喫茶店のことである。そこはニッポン放送で紹介していた場所で、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんが立ち寄ったお店ということだった。その店でコロンビアコーヒーとアーモンドクッキーのセットをいただいたが、コーヒーはブラックでいただき、久しぶりにコーヒーの味に魅了されたのである。

いいコーヒーはミルクを入れずに、コーヒーの味と香りを味わうべしということを、やれやれ最近になってやっと悟ったのである。

しかし日常生活では多分「ミルクください」と言うことがほとんどであろうが。

投稿者: 湘南こころのクリニック

2019.01.23更新

最近、目覚めにCDを流す機会が多くなっている。健康のため、できるだけ規則正しい睡眠を心がけているが{おおむね夜12時に寝て、朝7時に起きるようにしている}、年齢とともに起きる時間が少しずつ早くなっている。そのためベッドで横になりながらCDをつけ、起床時間になるまで時計とにらめっこをしながらまどろんでいるのだ。

最近のお気に入りは山野楽器プロデュースのGINZA Feelingdだ。「渚のアデリーヌ」「シバの女王」「白い恋人たち」「ひまわり」「シェルブールの雨傘」「魅惑の宵」などが収められている。

起きたら30~40分で出がけの準備をして、車で職場に向かう。大体20~30分で診療所に着くことになる。

投稿者: 湘南こころのクリニック

前へ

SEARCH

CATEGORY

診療日誌