診療日誌

2020.06.23更新

仕事と雑用に明け暮れ、あっという間に月日が経過し「今年も半分過ぎてしまったなあ」「年をとるのはあっという間だ、いやだいやだ」などと半ばため息交じりに思うことが増えてきた。しかし生きているといいこともあるものである。

先週、横浜の高島屋にお中元の品を買いに出かけたのだが、その帰り道、新しくオープンしたJR横浜タワー内のCIAL横浜に足をのばした。地下2階におり少し歩くと「サザエ」をみつけたのだ。びっくりして、すごく嬉しかった「こんなところにサザエがある」と。サザエとは十勝のおはぎの店である。すでに7~8名の行列ができていたが最後尾に並び、数分後{十勝のおはぎ:粒あん}と{鯛焼き}を手にし、電車に向かう。

グリーン車は空いており、鯛焼きはとにかく熱いうちに食べたほうがいいと思いパクリと口にほうばった。うまい!もちもち感が半端ない。食べ終わると次は{おはぎ}だ。口に入れた。じいーんと幸せな気持ちが湧いてきた。人生最後の晩餐はサザエのおはぎと確信した。

しかしびっくりしたのは、おいしさだけではなく「こんなささいなことでも人間って幸せになれるもんだなあ」ということだった。

 

ところで鯛焼きは最近まで、麻布十番の浪速家総本店が一番と思っていたが、今回からは私の中ではサザエがその座に座ることになる。しかしだ。おはぎを食べれるなんて日本人であって良かったなあと思う。

 

 

 

投稿者: 湘南こころのクリニック

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